肩こりと首こりに悩む生徒さんが多いので、今日は私が日頃レッスンで感じる生徒さんの共通点を私なりにまとめてシェアしたいと思います。ダンサーならではの視点でも見ていきます。
首と肩の筋肉
まず、首と肩の筋肉は「僧帽筋」と言う比較的大きな筋肉で成り立っています。この筋肉が硬くなって、動きが悪くなって、首・肩こりが出てくる要因でもあります。この僧帽筋をマッサージやストレッチする事で改善される方が多くいらっしゃいます。

もしくは、首だけが凝るという方は「後頭下筋群」のコリが考えられます。後頭部の下、うなじの辺りです。

パソコンやスマホを見る時間が多い方はココが固まりやすいと言われています。首を回してもらうとゴリゴリ・ゴツゴツ感じる方が多々いらっしゃいます。
私自身も首は昔から凝りやすいので、頻繁に首のストレッチや回旋、セルフマッサージを気が付いたら(1日に2〜5回位)やっています。特にパソコンを使用している時は5回以上かもしれません。頭を後ろに倒し、天井を見ながら首の後ろをゴリゴリと半回旋していることが多々あります。今もやってます(笑) 頭のリフレッシュにもなって、仕事もはかどりますよ✨
無意識に肩に力が入ってしまう
パーソナルレッスン中に気がつくのは、首の可動域が狭い方に首・肩こりを感じている方がほとんどです。私の経験で言うと100%です💦 そしてその多くが無意識的に肩に力が入ってしまっています。力が入ると可動域は狭くなります。そしていざ「力が入っているので抜いてください」と言われても、意外にも、意識的に力を抜く事が難しいのです。意識的に力を入れる事は簡単なのです。
私がダンスを練習し始めた時は毎回「肩の力は抜いて」「肩で踊るな!」と言われていました。ようやく抜き(脱力)ができるようになるには毎日練習していましたが、3年位かかりました💦
どのスポーツでも、ずっと力を入れ続けている人は上手になれませんよね。力を入れる時と抜きドコロを知っている人はどんどん上手になっていきます。ゴルフ・テニス・スキー・スノーボード・ダンス・・・どれも中級以上になってくると、力を抜く技術を身に着ける必要が出てきます。だからこそ、スポーツをやってきた人をレッスンで見ると、すぐに分かります。身体の動き(筋肉の動き方)がしなやかで意識的・無意識的に動きをコントロールできているからです。
なんだか心理学みたいですが、無意識を意識的に変えるのは習慣を変える必要があります。
意識的に力を抜く習慣作り
普段から無意識に肩・首の筋肉の力を抜くようにしたい方は、まずは肩首をストレッチやマッサージ等で動かしながらその筋肉を意識するところから入ります。無意識に力が入っていたことを自覚し、今度は意識的に力を抜くようにします。
Point☝️抜く時に助けになるのが「呼吸」です。息を吐く時、体の力が抜けやすい事を利用して息を吐く時に合わせて抜く練習を何度もします。
以上の事を意識しながら、ストレッチやセルフマッサージやヨガ、エクササイズを定期的に(毎日〜週3日)行ってください。定期的に行うことが「習慣を変える」事に繋がります。ご自身の身体と対話をする時間を作る習慣を是非作って頂きたいです。
今回ご紹介した意識的に力を抜いてストレッチするコツは全身の筋肉に有効です。ぜひ首や肩だけでなく、全身のストレッチを習慣化してください。ただ、力が抜けにくい人は肩に力が入っている方が多いので、ご自身の首や肩をチェックしてみてくださいね。
Carrie
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